タイピングを快適にするパームレストを自作する方法
はじめに
プログラミングやブログの執筆が辛くなる原因の1つに、手首・腕・肩の疲労があります。
このような疲労の発生は、座って作業している背骨や腕の姿勢が悪いのが影響していると言われてます。
これを改善するアイテムの1つが最適なワークチェアやゲーミングチェアの導入です。
そして、もう1つ重要なアイテムがパームレストです。
管理人はパームレストなんて邪魔だと思っていたので、これまで使ってませんでした。
しかし、約2年前パームレスト付きのゲーミング・キーボードを導入したところ、楽にタインピングできることに気づきました。
今回の記事はある理由でパームレストを自作したのですが、製作した経緯と方法を記事にまとめてみました。
パームレストの自作に関心がある方は参考に見て下さい。
なぜパームレストを自作したのか
パームレスト付きのゲーミング・キーボードを導入しているのに、なぜパームレストを自作したのか不思議に思った方がいると思います。
理由は簡単で、ある原因でゲーミング・キーボードの使用を止めたからです。
管理人が使っていたゲーミング・キーボードはlogicoolのG613ですが、2つダメなポイントがあり、これ以上使うのは無理と判断しました。
G613のダメポイントその1
キーボードの左端にプログラマブルGキーが6つ並んでいるのですが、Ctrlキーのすぐ横にあるG6キーを間違って触ってしまうことがよくありました。
G6キーは無効にしたものの、無意識に触ってしまいイライラしてました。
G613のダメポイントその2
致命的だったのはチャタリングの発生です。導入当初は特に問題が無かったのですが、2年を過ぎたころチャタリングが出始めました。
最初ダメになったのは左側のCtrlキーで、「Ctrl+C」でコピーした時、誤作動でコピーする文字が消え、Cに置き換わりました。
分解清掃しCtrlキーに接点復活剤をスプレーして元に戻ったのですが、今後はIのキーに不具合が発生しました。
KIZUKU(きづく)と入力すると、KIIZUKU(きいずく)と誤作動するようになったのです。
接点復活剤をスプレーすれば復活するかも知れませんが、また別のキーがダメになるかも知れないので、修理は諦めることにしました。
G613のROMER-Gタクタイル キースイッチは耐久性: 7,000万回のキープレスをうたってますが、これは物理的に破壊される耐久性で、電気的な耐久性は低いと感じました。
ということで、G613はめでたく文鎮に変わりました。
仕方がないので、昔ハードオフで300円で買ったキーボードをしばらく使うことにしたのですが、パームレストに慣れてしまっていたので、パームレストが欲しくなりました。
クッション製のパームレストは手汗で汚くなるので避けたいと思い、ネットで木製を探したのですが、2cmと厚すぎることと2~3千円と高価だったので市販品を買うのは止め、自作することにしました。
パームレストの自作方法
棚を作ろうと思って買ってきた400mm×230mm×14mmの無垢材が2枚使用せず残っていたので、そのうちの1枚を適当なサイズにカットしてパームレスト代わりにすることにしました。
無垢材のカット
ノコギリで幅80mmに切断し、切断面と角を研磨しました。
端部は45°に面取りされてます。
仕上げ塗装
このまま使っても良いのですが、プチ高級感を出したかったので、エボニーブラックのオイルステインを塗布し、水性塗料で仕上げました。
最後に滑り止めと傾斜をつけるため、100均で買った透明クッションを長手端部に貼りました。
完成後の様子
予想以上に良い感じに出来たのではと思います。自宅にあった物を再利用したので材料費は0円です。
なお、パームレストを導入しても、椅子の高さが合ってないと効果が最大限に発揮できないので、ご注意ください。

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まとめ
木製のパームレストは板を適当なサイズにカットするだけで簡単に製作することができます。
キーボードの座面は製品毎に厚みが違うので、少し薄い厚みの板を使用し、高さ調整はすべり止めのクッションで調整すると、ベストポジションでの快適なタイピングが可能となります。
我慢してタインピングするのはストレスとなるので、自分の手首に合ったパームレストは自作がベストかと思いました。
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— あトん🤖Web CodingとAV好きなエンジニア (@HeavyPeat) July 30, 2023
キーボードで使用する木製のパームレストを自作したので記事にまとめてみました。
割と簡単に作れるので、興味がある方はDIYしてみて下さい。#パームレスト #キーボード #Blogger
それでは今回の記事はこれでおしまい。