付属のモニタースタンドでモニターがデスクに浮いたように見せる方法
はじめに
最近パソコンデスクの天板を広いガラステーブルに変更したのですが、モニタースタンドの足が視線に入って気になりはじめました。
モニターを支えている付属スタンドの足は円弧状なのですが、このベース周辺がデッドスペースになっているのです。
ゲーマのようにデスクマウントアームにモニターを取付け、モニターが浮いたように設置できれば良いのですが、ガラステーブルにクランプするのは危険なので実施できません。
何か良い方法がないか考えたところ、逆転の発想で解決することができました。
トリッキーな方法なので参考にできるユーザーは少ないかも知れませんが、お金をかけずにデスク環境を改善できたので、備忘録としてブログで公開します。
ガラステーブルにクランプできない理由
ガラステーブルにモニターアームをクランプすると、なぜ危険なのか分かりますか。
クランプした場所に許容以上の負荷がかかると、ガラスが割れ崩壊する恐れがあるからです。
モニターとモニターアームの負荷合計F1を7kgfとし、モニターアームを最大65cmまで伸ばした時どれくらいの負荷がクランプ場所に発生するか計算すると、F2は70kgfの負荷となりました。
激安天板で有名なIKEAのリンモンは強度が弱いので、重量が大きいモニターやモニターを複数クランプすると天板のクランプ部が凹んだり変形します。
木製天板はまだ変形で留まってくれますが、ガラス天板だと弾性変形の限界を超えた瞬間、いっきに破壊するので非常に危険です。
補強プレートを使ってクランプすれば大丈夫なのでは、と思われるかも知れませんが、その補強プレートは少なからずサイズが大きいので、今度は補強プレートの存在がじゃまになります。
付属のモニタースタンドはそのまま使用し、モニターをデスクに浮いているように見える方法はないのでしょうか。
モニターをデスクから浮いたように見せる方法
これはモニターをデスクの下に置くことで実現できました。
「モニターをデスクの下に置くって何言っているの?」と思った方がいるかもしれませんが、少し言葉足らずでした。申し訳ありません。
正確に言うと、モニターのスタンドをデスクの下に置くことで実現できたのです。
まだ、良く分からないかも知れないので、どんな構成になっているかを図で説明したいと思います。
変更前のモニター
これは変更前のモニターの設置図です。デスクの上にモニターを設置してます。
変更後のモニター
これが変更後のモニター設置図です。デスクの下にモニターを設置しました。
逆転の発想と言ったのは、パソコンデスクを前後逆向きにし、デスクの下にあるキーボードスライダーの上にモニタースタンドを設置したのです。
実物の写真も載せておきます。
正面から見た状態。
この構成を思いつくまで約1週間かかりましたが、パソコンデスクの組バラシのみで済んだため追加コストゼロで出来ました。
キーボードスライダーの上に重いモニターを置けるの?と心配されるかも知れませんが、キーボードスライダーの耐荷重は15kgなので、総重量約6kgのモニターは設置OKです。
この構成はもう1つ大きなメリットがありました。
それは膝がキーボードスライダーにぶつかることを回避できたのです。
パソコンデスクを前後逆向きにした結果、キーボードスライダーが前方に移動したため、デスクにギリギリまで近づいても膝がキーボードスライダーに当たらなくなったのです。
まとめ
正面からモニターを見ると、モニタースタンドはほぼ認識できず、モニターがデスクの上に浮いたように見せることが出来ました。
ガラス天板はモニターアームを固定できないと諦めていたのですが、キーボードスライダーがあったおかげで、モニターアームを使わなくても同じような感じになりました。
しばらくはこの状態で使っていく予定ですが、モニターを左右に稼働させる必要が生じた場合は、新規にモニターアームを購入し、キーボードスライダーにクランプして対応したいと思います。
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— あトん🤖Web CodingとAV好きなブログラマー (@HeavyPeat) September 18, 2023
市販のモニターアームを使わず、付属のモニタースタンドでモニターをデスクの上に浮かすことに成功したので記事にまとめてみました。
モニターの設置方法に興味がある方は、参考にして下さい。#モニタースタンド #モニターを浮かす #Blogger
それでは今回の記事はこれでおしまい。