快適でおしゃれなワークスペースを不要なテーブルで作る方法
はじめに
皆さんはどんなワークスペースでPC作業を行ってますか。
管理人はこれまで古いパソコンデスクを使ってました。
天板は幅75cm×奥行45cm、キーボードスライダーは幅60cm×奥行40cmのサイズです。
パソコンデスクはスペース効率は良いのですが、デザインが事務機的でおしゃれとは言い難く、横幅も狭いのでゆったりとしたPC作業は望めません。
部屋の片隅に物が積み上げられ使ってない背が低いセンターテーブルがあったので、これをリユースし実質0円で快適でおしゃれなワークスペースを構築できたのでブログで紹介したいと思います。
快適なワークスペースが欲しい理由
管理人が考える快適なワークスペースはゆったりとした広さです。
また、お気に入りのアイテムや植物が配置され、おしゃれな空間が演出されているとベストだなと思ってました。
美味しい飲み物とお菓子を食べながら、カフェ気分でPC作業ができると疲れた体が癒されるのではと思い、そんな空間が自宅にあれば最高かもと思ってました。
そしてYouTubeでデスクツアーの動画をたくさん見すぎたせいか、理想のデスクが欲しくなってしまったのです。
しかし、部屋にドデカイデスクを新規に設置するのは無理なので、不用品を廃棄整理し、部屋を占有していたセンターテーブルをワークスペースにリユースすることにしました。
どれくらいの幅のデスクが必要か
モニター、キーボード、マウス以外にお気に入りのアイテムや植物が配置するため、デスクの幅は120cm以上は欲しいと思いました。
これをベットの幅に置き換えるとセミダブル以上になります。
ベットのマットレスの規格は、シングル:97cm、セミダブル:120cm、ダブル:140cm、クイーン:160cm、キング:180cmとなってます。
肩幅に対し左右20~25cmのスペースがあればあまり狭く感じないとされていて、この最低ラインがシングル:97cmです。
ベットは広ければ広い程リラックスできるので、デスクも広い方がゆったりリラックスできると考えました。
今回リユースするセンターテーブルは大きな問題が1つありました。
それは何だかわかりますか?
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実は天板がガラスなのです。
ガラス天板を使ったワークスペースの構築
木製の天板に足を取付けてデスクを自作する方法は、ネットでたくさん紹介されてますが、ガラス天板でワークスペースを自作する方法は、ほぼ見つけることが出来ませんでした。
唯一ガラステーブルをリメイクして作業台を作る「まさぴさんのYouTube動画」を発見したのですが、この方はガラス天板を支えるフレームを木材で自作されてました。
とてもカッコよくステキだったのですが、板、鉄製の足、ネジの材料費が19000円と高価でした。
また、猛暑の中、木材の加工・塗装・組立を行うのは正直面倒臭く大変なので、まさぴさんが製作された構成を参考にするのは諦めました。
もっと楽チンな方法がないか思案したところ、古いパソコンデスクと組み合わせれば簡単に作れることに気づきました。
その方法について次に説明します。
パソコンデスクをリユースする
管理人が考えた方法はIKEAのALEX方式です。
これはIKEAの引き出しユニットALEXの上に天板を載せてデスクを構築する方法なのですが、天板をポン置きで載せるだけなので、支えとなる広めの台さえ用意できれば、超簡単にできちゃいます。
リユースするガラステーブルの仕様
リユースするセンターテーブルの天板は、幅1400mm、奥行き700mm、厚み15mm、全周ラウンドエッジ加工のブロンズガラスで重量は約37kgです。
家具屋で一目ぼれし一生ものとして衝動買いしたのですが、「デカすぎる!重くて掃除の邪魔だ!リビングにyogiboが置けない!」と家族には不評でした。
いつの間にかリビングから追い出され、物置の台になってました。
強度は大丈夫なのか
置き台となるパソコンデスクは、耐荷重30kgfのキャスターを4つ使用しているので、総耐荷重は120kgfです。
パソコンデスク本体重量が約20Kgとすると、パソコンデスクは総荷重100Kgfまで支えることが可能と考えました。
メカエンジニアなので材料力学を用いたガラステーブルの強度計算は可能ですが、面倒臭いのでスキップし、代わりにガラス厚さシミュレータというWebサイトで簡易的に確認しました。(業務ではスキップしてないので、誤解なきようお願いします。😅)
条件を設定しシミュレーションすると、140cm×70cmのガラスの中央に30kgfの集中荷重がかかっても破損しないガラスの厚みは12mmでした。
許容される荷重は板厚の二乗に比例するので、厚み15mmでは46.9kgfの集中荷重がかかっても破損しないと考えられます。
ガラステーブルは4点支持ではなく、実際には中央等分布支持となるので、強度については全く心配する必要はない、と判断しました。
パソコンデスクのレストア
パソコンデスクの天板は厚さ18mmのMDFに木目調のメラミン化粧板が接着されたものです。
天板がガラステーブルの色に合わないのと、経年劣化で端部が剥離してきているので、メラミン化粧板は剥がして再塗装することにしました。
上手く剥がせるか心配でしたが、四辺のみの接着だったので、力づくで剥がせました。
但し、四辺に残った接着剤を取り除こうとスクレーパーで削り取ったのですが、摩擦熱でベトベトし、剥がれず伸びて別の場所に転移するため、いたちごっこでした。
グラインダーで削り落そうかと思いましたが、爆音でご近所からクレームが来るかも知れないので、この方法も止め、完全に取り除くことは諦めました。
天面は一応研磨し、ブラックの水性ウレタンニスを塗布しました。
ウレタンニスはタック性があり、表面がつるっとした物を置くとくっつく性質があるので、ガラステーブルの滑り止めにも最適です。
デスクの高さ設定
パソコンデスクの上に載せたガラステーブルの天板は床から高さ62cmになるよう、パソコンデスクの高さを低く調整しました。
高さ62cmにしたのは、今まで使っていたパソコンデスクのキーボードスライダーが高さ62cmだったからです。
下記サイトで最適なデスクの高さを計算すると66.6cmでしたが、自動昇降デスクではないので、ジャストな高さには設定できません。

最適な椅子の座面高さを自動計算する方法 - after work lab
はじめに 先日、ゲーミングチェアの導入について記事を書き、最適な椅子の座面高さを計算する方法を紹介しましたが、自動計算ツールは独立させた方が使い易いのではと思い、リニューアルし再公開することにしました。
椅子の座面高さを調整して、最適な姿勢に近づけることにしました。
ワークスペースの完成
パソコンデスクの高さ調整が終わったら、ガラステーブルをパソコンデスクの中央に載せます。
重量が約37Kgもあるので、1人で載せるのが死ぬほど大変でした。
ガラステーブルの上にモニター、キーボード、マウスを設置して作業完了です。
モニター台の追加
デスクの上で書き作業や読書する時は、キーボードとマウスがじゃまになるので避難場所を作ることにしました。
パソコンデスクのトップの天板が余っていたので、天板の背面にキャスターを取付け、モニター台としてリユースしました。
モニター台を設置すると、キーボードとマウスのコードが若干隠れるので、少し見栄えは良くなった気がします。
モニター台の下には高さ5cmの空間があるので、キーボードとマウスをこの中に移動でき、手前にスペースを作ることが出来ました。
まとめ
不要なガラステーブルを上手くリユースすることで、広いワークスペースを実質0円で作ることが出来ました。
木製のデスクは光を反射しないので目に優しく温かみがあり心地良いのですが、デスク自体の存在感は強調されます。
一方、ガラステーブルは透明なので圧迫感が少なく、狭い部屋の空間を広く見せる効果があり、光が反射することでスタイリッシュな雰囲気が演出されると思いました。
ブロンズ色のためか、思った以上にホコリはあまり目立たず、汚れたら濡れた布巾でサッと拭けばキレイになるので、掃除も楽だと思いました。
この状態でしばらく使用し、デスク周りで気になる部分が見つかったら今後アップデートして行く予定です。
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— あトん🤖Web CodingとAV好きなブログラマー (@HeavyPeat) September 9, 2023
使ってないセンターテーブルをリユースして、PC作業をするデスクを自作して見ました。
お金をかけずに広いワークスペースを構築したい方は、参考にご覧下さい。#ワークスペース #センターテーブル #Blogger #ガラステーブル
それでは今回の記事はこれでおしまい。