ありがとうWindows10!サポート終了残り数年
はじめに
2021年6月24日にMicrosoftのサポートページに衝撃的な更新がありました。
Windowsの最後のバージョンであったはずのWindows10が、2025年10月14日でサポートを終了すると変更になったのです。
Windowsのサポート期間
過去リリースされたWindowsのサポート期間を確認すると、最長が13年83日、最短が10年73日となってました。
OS名 | リリース日 | サポート終了日 | サポート期間 |
Windows 2000 | 2000/02/18 | 2010/07/13 | 10年146日 |
Windows XP | 2001/01/16 | 2014/04/08 | 13年83日 |
Windows Vista | 2007/01/25 | 2017/04/11 | 10年77日 |
Windows 7 | 2009/10/22 | 2020/01/14 | 10年85日 |
Windows 8 | 2012/10/30 | 2023/01/10 | 10年73日 |
Windows 10 | 2015/07/29 | 2025/10/24 | 10年88日 |
Windows10のサポートが10年後終了することは想定できたのですが、「Windows10がWindowsの最後のバージョン」と言ったCEOは大ペテン師ですね。
Windows11の発表
2021年6月25日、Windows11が公式に発表されました。
新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft
新しい Windows 11 オペレーティング システムをご紹介します。Windows 11 の機能、デバイスの互換性を確認し、最新の Windows OS へアップグレードする方法をご覧ください。
宣伝用の動画も公開されてますので貼り付けておきます。4Kモニターを使用されている方は全画面で再生するとWindows11のUIがキレイに見れると思います。
このニュースで涙を流して喜んだのは、半導体を製造しているインテルとAMD、そしてWindowsプレインストールPCを発売しているメーカと大手小売店ですね。
しかし半導体不足と新型コロナはまだ解消されてないので、売りたくても多量に生産できない、生産できても大量輸送できない、というジレンマがしばらく続くと思われます。
なお、Cor2Duo、Coreiの第1世代(Nehalem)、第2世代(Sandy Bridge)、第3世代(Ivy Bridge)はTPM2.0が搭載されてないので、Windows11はインストールできません。
この世代のPCをご利用の方はご愁傷さまでした。
なお、これから中古PCを購入する方は、第7世代以前のインテルCPUはサポート対象外なので合わせてご注意下さい。

Windows processor requirements Windows 11 supported Intel processors
This specification details the Intel processors that can be used with Windows 11 customer systems that include Windows products, including custom images.
一方、WindowsをMacで動かしているMacユーザには悲報でしたね。
インテルのCPUを搭載しているMacはBoot Campを利用してWindowsをインストールできましたが、AppleはTPM2.0をサポートしてないので、Windows11はインストールできないのです。
また、Apple T2はBoot Campを利用できないのでWindowsをインストールできません。
なおTPM2.0を回避してインストールする裏技があるようですが、万が一PCが盗まれたら容易にHDDのセキュリティが突破されてしまうので、避けた方がよいでしょう。
Windows11 ISOファイルの流出
2021年6月16日にWindows11 ISOファイルの流出のニュースが報じられたのはご存じだと思いますが、あっという間にネット上に拡散され、インストール方法やWindows11のUI画像が公開されてしまいました。
流出当時はこれが本物のWindows11であるかは不明でしたが、DMCA(Digital Millennium Copyright Act:デジタルミレニアム著作権法)の削除申請により製品のテスト版であることが分かりました。
マイクロソフト、「Windows 11」が本当だとDMCA削除申請で裏付ける - Engadget 日本版
次期Windowsの名称が「Windows 11」である噂を、マイクロソフト自らがDMCA削除申請により裏付けたと報じられています。
これはMicrosoftがGoogleに対して、インドのテクノロジーサイトBeebomが流出したISOへのリンクを掲載しているページを検索結果から削除するよう、DMCAテイクダウンの削除申請を行い、Beebomは問題のファイルを削除したからです。
現在流出したファイルでWindows11のインストールの様子やISOファイルのリンク場所をブログやYouTubeで公開しているサイトが多数見つけることができますが、流出したISOファイルには悪意を持ってウイルスを仕込んで公開されている恐れがあります。
くれぐれも、ネットから拾ってきて興味本位でインストールすると、ウイルスに感染し大変な目に合う恐れがあるので止めましょう。
また、YouTubeでインストールの様子を公開するだけではなくGoogleドライブでWindows11 ISOファイルをダウンロードできるようにしている猛者を見かけましたが、見つかったらBANされるでしょうね。
Windows11を合法的に体験する方法
いち早くWindows11で遊んでみたい、優越感を味わいたい人はどうすれば良いのでしょうか。
2021年7月にWindows 11が Insider Previewが提供されるので、これを利用するのが安全です。

Preparing for Insider Preview Builds of Windows 11
UPDATE 6/28 at 12:30pm PDT: See this blog post on an update on Windows 11 minimum system requirements. Today, we unveiled Windows 11 to the world, and we know Windows Insiders are super excited to get th
興味がある方は下記サイトからWindows Insiderプログラムに参加してみては如何でしょうか。

Windows Insider Program
Become an Insider: be one of the first to explore new Windows features for you and your business or use the latest Windows SDK to build great apps.
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— heavy-peat (@AfterWork_Lab) July 23, 2021
2週間以上リダイレクトエラーで記事がインデックスされないので、記事のURLとタイトルを変更しました。#Windows10 #サポート終了 #Windows11
それでは今回の記事はこれでおしまい。