【誰でも使える】Node.jsのインストールとバージョン管理
はじめに
管理人はブログのカスタマイズを楽に行うためnpm(Node Package Manager)を利用してます。
ともて便利なので「nodist」を使った「Node.js」のインストール方法とバージョン管理について説明したいと思います。
npmとは
npmは「Node.js」のPackage(パッケージ)をManager(マネージ)するツールです。
管理人がブログのカスタマイズで必須で使用しているパッケージは、SASS/SCSSをコンパイルする「node-sass」、コードを変更するとブラウザを自動更新する「browser-sync」です。
また、CSSを初期化する「normalize.css」、ベンダプレフィックを付ける「autoprefixer」等、便利なパッケージがあります。
なお余談になりますが、npmは2020年3月26日にGitHub, Inc.に買収されました。
この買収でMicrosoftはGitHubに加えnpmも傘下になった訳で、将来はGitHubとnpmも統合する、とも言われてます。
オープンソースの勢力図がどんどん変わっていて、目が離せませんね。
Node.jsとは
「Node.js」のサイトに行くと「Node.jsは、ChromeのV8 JavaScript エンジンで動作するJavaScript 環境です。」と表示されてます。
また「Node.jsはスケーラブルなネットワークアプリケーションを構築するために設計された非同期型のイベント駆動のJavaScript環境です。」とも書かれてありました。
・・・。
うーん、初学者には理解困難ですね。
ちゃんと理解できてないので、ある程度使いこなせるようになったら、この部分の解説を修正します。
話を元に戻しますが、npmは「Node.js」をPCにインストールしないと使うことが出来ません。
「Node.js」は、Node.jsの公式サイトからインストーラかzipをダウンロードしてインストールすれば良いので、導入方法を事細かく説明する記事なんかムダだと思われたかも知れません。
管理人も最初そう思ったのですが、「Node.js」はリリース一覧を見ると毎月2回~5回と頻繁に更新されています。
最新バージョンだと動かないパッケージもあり、バージョンを変更して使用することもあります。
そのたびに別バージョンに入れ変えるのはともて面倒です。
ネットで調べたところ、Windowsは「nodist」、Macは「nodebrew」というツールでNode.jsのインストールとバージョン管理ができることが分かりました。
管理人はWindowsを使っているので、「nodist」を例に「Node.js」のインストール方法を説明します。
ちなみにMacユーザーは「Node.js」を使用する環境構築はWindowsよりひと手間かかるようです。
MacOSのバージョンがCatarinaより前と以降でshellがBashからzshに変わった為で、ほにゃらら環境変数の設定等のPATHを通す手続きがあるようです。
事前準備
もし、「Node.js」を公式ページから過去インストールしていた場合は、アプリと機能からNode.jsをアンイントールしておいてください。
nodist
前にも述べましたが「nodist」はWindowsで「Node.js」のバージョン管理するツールで、複数のNode.jsのバージョンを切り替えて使用することができるようになります。
それでは「nodist」のセットアップ方法を説明します。
nodistのセットアップ方法
GitHubにnodistの公式ページがあるので、こちらに入って下さい。
2020年10月28日時点の最新バージョンはv0.9.1となってます。
NodistSetup-v0.9.1.exeをクリックしダウンロードし保存して下さい。
nodist --help
で調べて下さい。
nodistのバージョン確認
nodist -v
とコマンドを入力します。
クリックしてコードを表示
nodist -v
インストール済のNode.jsの確認
nodist
or nodist list
とコマンドを入力します。
クリックしてコードを表示
nodist
「nodist」インストール後、バージョン「11.13.0」の「Node.js」がインストールされたことがわかります。
>
が先頭に付いているものは現在有効になっているバージョンを示すものです。
Node.jsのインストール方法
インストール可能なNode.jsのバージョンの表示
nodist dist
or
nodist ds
とコマンドを入力すると現在インストール可能なNode.jsのバージョンが表示されます。
クリックしてコードを表示
nodist dist
バージョン「15.0.1」まで登場しました。
Node.jsのインストール
nodist + <version>
or
nodist add <version>
のコマンドを入力すると、任意のバージョンのNode.jsをインストールできます。
nodist + <version>
公式ページからダウンロードし、インストーラでインストールするより、遥かに速くインストールできました。
Node.jsのバージョン切り替え
nodist <version>
or
nodist global <version>
のコマンドを入力すると「Node.js」のバージョンを切り替えることができます。
クリックしてコードを表示
nodist <version>
ディレクトリ単位のバージョン切り替え
nodist local <version>
のコマンドを実行します。
クリックしてコードを表示
nodist local <version>
nodist local 14.15.0
を実行します。
nodist local
を実行すると、指定したバージョンが記録された.node-version
というファイルが作られます。
nodist
で確認すると、指定したディレクトリにバージョン「14.15.0」が適用されていることが分かります。
Node.jsの削除
nodist - <version>
or nodist rm <version>
とコマンドを入力します。
クリックしてコードを表示
nodist - <version>
npmのバージョン変更
npmのバージョン確認
npm -v
のコマンドを実行します。
クリックしてコードを表示
npm -v
Node.jsとnpmのバージョン合わせ
nodist npm match
のコマンドを実行します。
クリックしてコードを表示
nodist npm match
ディレクトリ単位のバージョン切り替え
特定のディレクトリで特定バージョンのnpmを使用する場合は、
nodist npm local <version>
のコマンドを入力します。
クリックしてコードを表示
nodist npm local <version>
まとめ
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— heavy-peat (@AfterWork_Lab) October 31, 2020
Node.jsのインストール方法とバージョン管理についてまとめで見ました。#nodejs #nodist #Blogger
それでは今回の記事はこれでおしまい。