【解決方法】このページはモバイル フレンドリーではありません
はじめに
久しぶりにサチコ(Search Console)を見たらモバイル ユーザビリティでエラーが出てました。
エラーの型は
「テキストが小さすぎて読めません」
「クリック可能な要素同士が近すぎます」
「コンテンツの幅が画面の幅を超えています」
となってました。
そんなはずはないと、エラーが発生しているページをスマホで見たのですが、特に異常はありません。
Chromeの拡張機能でモバイルデバイスを表示させても問題ありません。
一方、Googleの検索結果画面をChromeの拡張機能で表示すると、何故かテキストは小さすぎて読めません。
何だよー、自分で作ったルールを自分は守ってないのに、よく人に言えるなー。
意地悪な上司が有利な立場を利用し、一方的に正論を言っているようで、少し腹が立ちました。
これはGoogleからモバイル フレンドリー ハラスメントと受けていると言っても過言ではありません。
丁度2020年10月20日にGoogleは米司法省から反トラスト法(独占禁止法)違反で提訴されているので、ザマー見ろと思いました。😁
正直、サチコって嫌らしいところがあります。
今まで何もなかったのに、ある日突然、後出しジャンケンでエラーを通知して来ることがあるのです。
一生懸命真面目にエラーの原因を調べてもよく分からない場合があります。
自然放置で直っていることもあり、何度も無駄骨を折ったことがありました。
今回のエラーは嫌味サチコの誤検知かなと思い無視することにしました。
モバイル フレンドリーテスト
その後、少し気になったので、エラーが発生しているページをモバイル フレンドリーテストで確認してみました。
するとスクリーンショットにとんでもない表示が現れました。
ギョエー!何じゃコラー!何でこうなるの?
こんな小さい表示になっていたら、そりゃテキストは小さすぎて読めません。
要素同士も近すぎてクリックできないし、コンテンツの幅が画面の幅を超えてます。
現物のスマホではこのような表示は出ないので、正直モバイル フレンドリーテストがおかしいんじゃないの?と思いました。
やっぱり「言いがかりだー。」「モバイル フレンドリー ハラスメントだー。」とお酒を飲みながら愚痴をつぶやき、再び無視することにしました。
しかし、5日後もエラーが消える気配がありません。
マズイことにインデックスにも問題が発生してます。
モバイル ファースト インデックスへの移行
当初Googleは2020年9月にモバイル ファースト インデックスへ強制移行する予定でしたが、2021年3月に延期されました。
2021年3月から、モバイル フレンドリーでないページはインデックスの順位が下がったり、最悪インデックスされなくなる可能性があるのです。
一生懸命記事を書いても検索で表示されなければ、存在してないのと同じです。😱
今Googleは米司法省から提訴されているので、2021年3月のモバイル ファースト インデックスへ強制移行は、さらに延期される可能性はあるものの、Googleの意思として、予定通り実施するかも知れません。
どちらにしても、エラーの放置は意味がないので、あきらめて原因を調査することにしました。😂
エラーの原因
表示画面が小さくなっていると言うことは、モバイルで正しくレンダリングされてない可能性があります。
当ブログがモバイルファーストのレスポンシブデザインになっているか点検して見ました。
CSSの記述
一般的にはPCファーストでCSSを記述し、必要に応じてモバイルのデバイスサイズに対応したブレークポイントでmedia query(メディアクエリ)を定義していると思います。
モバイルファーストはこの逆で、スマホ画面サイズで100%表示されるようCSSを記述し、スマホより大きい画面サイズを必要に応じてブレークポイントを設定し、メディアクエリを定義します。
当ブログは後者のようにQooQのCSSをカスタマイズしてます。
CSSのメディアクエリを確認しましたが問題は見当たらないので、viewport
の表示領域を設定するメタタグを確認します。
viewportの設定
当ブログはGoogle推奨のviewportを設定してます。
クリックしてコードを表示
<meta content='width=device-width,initial-scale=1.0' name='viewport'/>
なぜこの設定ではダメなのでしょうか。
エラーのページは画面が縮小されてしまうのが問題なので、minimum-scale=1.0
という属性を追加し、最小倍率を1に指定することで、画面が縮小されないようにしてみました。
クリックしてコードを表示
<meta content='width=device-width,initial-scale=1.0,minimum-scale=1.0' name='viewport'/>
メタタグを修正し、エラーページをモバイル フレンドリーテストを再度実施したところ、無事モバイル フレンドリーに変わりました。😄
2022年7月10日追記
2022年7月時点では、エラーは無く、全ページモバイル フレンドリーとなってます。
まとめ
「テキストが小さすぎて読めません」
「クリック可能な要素同士が近すぎます」
「コンテンツの幅が画面の幅を超えています」
のエラーはviewportに属性を追加することで無事解決できました。
実は最後に分かったことなのですが、本来はこのエラーは出ないはずでした。
その理由は、QooQのテーマのviewportには最初からminimum-scale=1.0
が設定されていたのです。
管理人はQooQをカスタマイズした際、minimum-scale=1.0
は不要だと思い、自分で削除していたのです。😅
サチコに指摘されなかったら、このエラーは永久に分からなかったかも知れません。
サチコ、酷いことを言ってしまい、ごめんなさい。🙏
訴訟がんばって下さいね。
応援はできないけど・・・。
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— heavy-peat (@AfterWork_Lab) July 10, 2022
モバイル ユーザビリティでエラーが出た時の解決方法を記事に書いてみました。
同様のエラーに遭遇された方は参考にご覧下さい。#SEO #blogger #モバイルユーザビリティ #モバイルフレンドリー
それでは今回の記事はこれでおしまい。